大阪医専のチーム医療教育で最も規模の大きいイベント
チーム医療症例演習が今年も行われました!
2年生の終わりの2週間にわたって行われる「チーム医療症例演習」
1つのテーマのもと学科横断のチームを結成し、それぞれの学科の知見を持ち寄りながら
議論を重ね、最善の対応策を考えます。

今年のテーマは「災害医療」
震災という大きな災害に対して、8つの大きな災害医療チームを組み
チームの役割は何か、災害が起きたときに何ができるかを考えます!
その8つのチームとは・・・
・DMAT(災害派遣医療チーム)
・JMAT(日本医師会災害医療チーム)
・DPAT(災害派遣精神医療チーム)
・JRAT(大規模災害リバビリテーション支援関連団体協議会)
・DHEAT(災害時健康危機管理支援チーム)
・災害拠点病院
・保健師チーム
・災害支援ナース
あまり聞いたことのないチームばかり・・・
ですが、
これまでに起きた阪神淡路大震災や東日本大震災などの災害の経験・教訓をもとに
発足されたチームばかりです。現在もコロナウイルスの感染拡大に対し、
DMATをはじめとする上記のようなチームが活躍しています!!
今回は「災害医療とは何か」を様々な学科が集まる大阪医専の特徴を活かし、
学科を超えて共に学びあい・協力して考えながら、医療現場に欠かせない
「チーム医療」の力を身に着けていきます
まずはチームで顔合わせ!
普段一緒に授業を受ける機会が少ないのでお互い緊張気味
なので!メンバーと打ち解けるためのゲームを行いました
決められた枚数の紙を使ってどれだけ高く積み上げられるかを競います

早くもチームワークを発揮!?創意工夫して色んなタワーができました
だいぶ打ち解けられましたね~~


続く災害対策講座では災害医療と救急医療の違いや、災害時に
少ないチームの中でいかにより多くの命を救うことができるのかなどを学びます。
ここからはチームでプレゼン発表の準備です!
どのような災害なのかを自分たちで設定し、どんなプレゼンをするかなど議論を重ねます
時には教官からのアドバイスをもらいながら資料作り




最終日、いよいよ発表です!
パワーポイントを作成したり、その場でロールプレイングを行ったりと
それぞれ自分たちで考えたやり方でプレゼンをしました
途中ハプニングで土壇場の力を発揮したチームも!!
臨機応変に動くこと、プレゼンテーション力もつきます

笑いあり、学びありの発表会となりました。

そして、学生たちの投票により選ばれた今年度の最優秀賞は・・・
A3・DMATチーム
自分たちで動画撮影&編集を行い、震災直後にDMATチームのメンバーがそれぞれどのような
動きをするのかを再現しました!途中音声が鳴らないというハプニングもありましたが、
即興で吹き替え、見事発表は成功
そして優秀賞は D6・災害拠点病院チームでした!
南海トラフ地震が起きた際の災害拠点病院で必要な初動対応を
ロールプレイングで発表しました
受賞したチームのみなさん、おめでとうございます
